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「最初に告訴した女性が合意金10億ウォン要求」 ユチョンさん、逆告訴へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.21 08:29
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歌手で俳優のパク・ユチョンさん(30)をめぐる性暴行疑惑が、ユチョンさんと相手女性の告訴戦へと変わってきている。ソウル江南(カンナム)警察署は「ユチョンさん側が20日午後1時15分ごろ、ユチョンさんを初めて告訴した女性Aさんを恐喝・誣告罪(虚偽告訴罪)容疑で訴えた」と明らかにした。告訴人はユチョンさんと彼の所属事務所であるC-JeS(シージェス)エンターテインメントのペク・チャンジュ代表(39)。被告訴人はAさん、Aさんの恋人と従兄弟など3人。告訴状の作成は法務法人世宗(セジョン)が引き受けた。

Aさんは今月10日、ユチョンさんが自身を性暴行したとして告訴したが、その5日後に「強制性がない性関係だった」として告訴を取り下げた。ユチョンさん側は16日と17日にユチョンさんを告訴した女性3人に対しても告訴を検討している。ユチョンさん側は「一件でも性暴行と確認されれば(ユチョンさんが)芸能人生活から引退する」と話した。

 
ユチョンさん側がAさんを告訴したことを受けて、警察はこれまで提起されたさまざまな疑惑に対しても本格的な捜査に着手した。告訴がなくても誣告容疑に対する捜査を進めることはできるが、ユチョンさん側が処罰してほしいと動き始めた以上、捜査を積極的に進める方針だ。

警察によると、ユチョンさん側が出した告訴状には「Aさんが10億ウォン(約8900万円)の合意金を要求し、Aさんと話し合う過程で組織暴力団が合意金を下げると言いながら介入することもあった」との内容が含まれている。

警察はAさんの恋人など周辺の人間を相手に提起された疑惑について確認中だ。警察関係者は「人々の関心が集中している事件なので疑惑全般を集中的に捜査することにした」と話した。同事件の専門担当チームを設けた警察は、人材を倍に増員した計12人を捜査に投じている。

ソウル警察庁所属捜査官2人も捜査を支援している。警察はユチョンさんとAさんと一緒にいたところに同席していた人々や風俗店事業主などをまず調査した後にユチョンさんを召喚する計画だ。

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