‘風雲児’李天秀（イ・チョンス、２９、大宮）がもう一度復活の翼を開くのか。

最近、日本Ｊリーグの大宮アルディージャに移籍した李天秀は、１５日、ホームで行われたジュビロ磐田とのリーグ試合に右サイドで先発出場、９０分間プレーし、 自分の実力を遺憾なく発揮した。

左右サイドと中央を休む間もなく走り回る運動量、絶妙なＦＫの鋭さは相変わらずだった。 後半１２分のＦＫのチャンスでは守備の間に強力なシュートを放ち、２３分には感覚的なパスで相手ＤＦを揺さぶった。

試合は０－０で引き分けたものの、活躍を見せた李天秀に日本メディアから賛辞が相次いだ。 スポーツニッポン紙は「李天秀のブランクに対する心配は杞憂に終わった。 個人技で右サイドを突破するなど、２度のＷ杯を経験した熟練のプレーで攻撃を活性化させた」と評価した。

サンケイスポーツも「李天秀は両チーム最多の４本のシュートを放った。 鋭い動きは過去の姿を見ているようだった。 李天秀はかつて朴智星（パク・チソン）とも対等な選手だった」と伝えた。

オランダのフェイエノールトでプレーした李天秀は現地適応に失敗し、０８年にＫリーグ水原三星（スウォン・サムスン）に復帰、６カ月後に球団と摩擦を起こした。 すべての球団が李天秀を見放した時、全南（チョンナム）の朴恒緒（パク・ハンソ）監督が「すべての責任を負う」と言って李天秀をレンタルで招いた。

しかし李天秀はシーズン開幕戦から審判に拳を上げて挑発、３カ月後にはサウジリーグに進出すると言って朴監督と対立し、結局、全南を出てアル・ナスル入りした。 現在、李天秀の国内での身分は任意脱退選手。 李天秀は「２０１４年ブラジルＷ杯でもう一度代表入りを狙う」と語った。


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