グーグルが世界を覗く

グーグルが世界を覗く

2005年08月31日09時37分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  青瓦台(チョンワデ、大統領府)と国家情報院、国軍機務司令部など主要保安施設の衛星撮影写真がインターネットを通じて無制限に公開され、青瓦台が対策に乗り出した。

  世界最高の検索サイトであるグーグル(www.google.com)は最近、全世界を対象に衛星写真情報サービスである「グーグルアース」(earth.google.com)を始めた。誰でもグーグルアースにアクセスしてプログラムをダウンロードすれば、米国や欧州、日本はもちろん韓国の衛星写真を見ることができる。地図を拡大したり縮小したりできるほか、世界主要都市の名前を検索窓に入れればすぐに該当の都市の衛星撮影写真が表れる。

  このため米国、日本、欧州、韓国などの主要施設物は無防備状態だ。

  地図を最大限拡大した場合、青瓦台の主要施設物はもちろん青瓦台境内に駐車してある自動車の形が見える。また竜山(ヨンサン)米軍基地と在韓米国大使館、国家情報院、国軍機務司令部もはっきり見える。

  問題は国内法では主要保安施設に対する衛星撮影写真公開が厳格に禁止されているのに、海外検索サイトのサービスに対して国内法が何の効力も発揮できないという点だ。

  現行軍事機密保安法および軍事保安業務施行規則などは国家主要施設および軍事基地を「国家主要保安目標」または「上級保安施設」などに分類、写真撮影を厳格に制限している。これにより国内航空写真はすべて機務司の検閲を通さなければ公開できないほか、衛星写真は国家情報院で検閲した後、公開されることになっている。また主要保安施設の航空写真は公開が禁止されており、市中地図にも主要保安施設の位置および建物配置現況は初めから緑地処理される。

  グーグルは昨年11月、衛星写真保有企業キーホール社を買収、5月からインターネットを通じて米国国内衛星写真のサービスを開始したが、最近、そのサービス地域を全世界に拡大した。

  インターネット業界関係者は「政府が米国政府と協議しても無駄だろう」とし「米国の主要施設も公開されるのに、グーグルが韓国地域の特殊性まで考慮してくれるかは疑問だ」としている。
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