韓経:【コラム】韓進海運破産宣告、その後
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.12 13:56
中国国営海運会社コスコ(COSCO)が世界海運市場で上位に浮上した。昨年中国2位の海運会社チャイナシッピングを合併してアジア1位になったコスコは、今回は香港オリエントオーバーシーズ(OOCL)を買収することにした。コンテナ運送能力世界4位のコスコと7位のOOCLが合併すれば、フランスのCMA-CGMを抜いて世界3位の海運会社となる。世界1位のデンマークのマースク、2位のスイスのMSCも追撃可能という分析も出ている。
世界海運市場で影響力を強めている国は中国だけでない。日本でもグローバル競争が可能な大型海運会社が新しく誕生した。日本郵船、商船三井、川崎汽船の日本海運3社はコンテナ事業を統合したオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)を7日に設立した。10位圏前後の3社の事業が合併し、運送能力で台湾のエバーグリン(6位)を上回ることになった。
◆韓国海運だけが後退