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次のうち竹島を不法に占領した国は?(1)ロシア(2)中国(3)大韓民国(4)北朝鮮

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.21 08:08
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日本の入試専門会社の小学校の模擬試験に「韓国が独島(ドクト、日本名・竹島)を不法に占拠している」という日本政府の一方的な主張を反映させた問題が出題された。

共同通信は、日本の小学生を対象に今年実施した中学入試向けの模擬試験で「竹島を不法に占領している国を選びなさい」という四択問題が登場したと20日、伝えた。

問題用紙には「地図中にCで示した国は日本の領土である竹島を不法に占領している。この国を次から1つ選びなさい」という質問とともに4つの選択肢の1つに大韓民国が挙がっている。その他の選択肢はロシア、中国、北朝鮮だった。

 
問題を出した入試専門会社の担当者は小学校高学年の社会科教科書を発行する4社とも独島と尖閣諸島(中国名・釣魚島)について記述しているだけに、こうした内容は受験生には当然の知識になったという立場を明らかにした。

同社の試験問題は日本政府の立場と関係がある。文部科学省は2014年1月、教科書制作の指針である中学・高校学習指導要領解説書に、竹島は日本固有の領土であり、韓国に不法に占拠され、日本政府が抗議している、と明記した。これを受け、2014年に検定を通過した小学校5、6年用のすべての社会の教科書には「日本固有の領土である竹島を韓国が不法に占領した」という内容が含まれた。

大阪に住むある保護者共同通信に「竹島を不法占領と書かれた問題を見て驚いた。子どもは習ったことをそのまま受け入れるが、配慮を欠いているのでは」と指摘した。

社会科教育専攻の村井淳志金沢大教授は「対立がある解釈と用語は慎重に扱う必要がある」とし「試験の準備のための暗記より多角的な立場で教えることに重点を置くべき」と述べた。

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