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韓国報勲処長「大きな事件が発生すればまず大統領攻撃」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.12 09:32
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朴勝椿(パク・スンチュン)報勲処長の発言が物議をかもしている。

朴処長は2日、竜山記念館で開かれた「愛国ワークショップ」に出席し、「セウォル号沈没事件のために大統領と政府が非常に困辱を経験している」とし「我が国は何か大きな事件が起きると、まず大統領と政府を攻撃する」と述べた。また「(米同時多発テロ当時)ブッシュ大統領の支持率は56%から90%に上がった」とし、朴大統領の支持率が落ちている現実を批判した。

 
朴処長の発言に対し、野党からは国家報勲有功者を礼遇し関連事業を管理する責任者の発言として不適切だという指摘が出た。朴光温(パク・グァンオン)新政治連合報道官は「朴処長の発言は主権国家の長官の口から出た言葉とはとうてい思えないほど恥ずかしい水準」とし「大統領と政府が非常に困辱を経験しているのは、この政府の中に自分のせいだという人はおらず、朴処長のように国民を恨むだけでは足りず、国民を未開だと考える人たちが多いからだ」と非難した。

新政治連合旅客船沈没事故対策委も「職分を忘却して政権の保護に率先する朴処長は、被害家族と国民の前で犯した罪の処分を待ち、自ら退くべきだ」と要求した。

朴処長は昨年の国政監査でも「報勲処は理念対決で勝てる業務を遂行するべきだ」と述べ、与野党双方から批判を受けた。大統領選挙を控えた2012年1月の昼食会では、「韓米同盟を重視する指導者を選択するのか、南北共助を重視する指導者を選択するのか、ここに国家の未来がかかっている」と発言し、大統領選挙介入という声が高まった。


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