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<Mr.ミリタリー>非核化の対象でないという北ミサイル、韓国には致命的(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.16 09:11
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CSISが公開した黄海北道谷山郡(コクサングン)のサッカンモル基地は第1師団に属し、スカッドミサイルが主に配備されている。北朝鮮が保有するスカッド系列はほとんどが在来式または化学弾頭を搭載している。有事の際、開戦初期にほとんど韓国に向けて発射する。一日に50-100発ずつを発射すると軍当局は予想しているという。在来式の弾頭では戦勢を変えるレベルではないが、化学弾頭を搭載して発射すれば大量の人命被害が発生する可能性がある。このため国防部はソウルなど首都圏に迎撃ミサイルのパトリオットを集中的に配備している。北朝鮮戦略軍の弱点はミサイルは1000発余りだが、これを発射する発射台は200台にならないという点だ。韓米は空軍とミサイルで北朝鮮のミサイル発射台と洞窟基地を精密打撃し、残りのミサイルをすべて使用できないように除去する計画を持っているという。

問題は、北朝鮮が平壌北側の作戦ベルトにあるノドンミサイルに核弾頭を搭載し、サッカンモルのように休戦ラインに比較的近い基地に前進配備する場合だ。ミサイル専門家のクォン・ヨンス元国防大教授によると、最近、北朝鮮のミサイル発射形態が変化している。北朝鮮は昨年、中・長距離ミサイルを80回以上も高角で発射し、目標地点に正確に落とす試験を繰り返し実施した。同じ方法で核弾頭搭載ノドンミサイルをサッカンモルのような戦術ベルトから首都圏に向けて高角で発射すれば、現在の韓国の能力では防御できないという点だ。高角発射されたノドンミサイルはマッハ9-12の速度を維持し、高度500キロまで上がって突然落下する。この場合、首都圏に配備された旧型パトリオットでは迎撃できない。特にノドンミサイルは北朝鮮が保有する弾道ミサイルの中で弾頭が最も大きく、核弾頭を搭載するのに有利だ。

 
北朝鮮ノドンミサイルはICBM(マッハ20以上)のように速くもないため大気圏再進入にも問題がない。いつでも使用可能なミサイルだ。また、破壊力が大きい核弾頭を搭載する場合はミサイルの正確度が高くなくても関係ない。こうした特性のため国防部はノドンミサイルを迎撃できる最新型パトリオットPac-3 MSEを年初に導入することにし、米国は9月にこの迎撃ミサイル64発の韓国販売を承認した。しかし韓国軍に配備されるには数年かかる。これとともに高角発射されたノドンミサイルを効果的に防御するには、国内で開発されたチョルメ2と最新型パトリオット、THAAD(高高度防衛ミサイル)を連動し、高度によって逐次的に迎撃しなければいけない。しかしTHAADは首都圏から遠い慶尚北道星州(ソンジュ)に配備されていて、チョルメ2はまだ生産されていない。政府が北朝鮮の短・中距離ミサイルを非核化対象に必ず含めなければいけない理由もここにある。深刻な安保状況を考慮すると韓国にとって実質的な脅威であるからだ。


<Mr.ミリタリー>非核化の対象でないという北ミサイル、韓国には致命的(1)

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