現代車、韓国をはじめ米国と中国市場で大規模リコール
ⓒ 中央日報日本語版2018.02.02 07:05
昨年のウォン高ドル安と中国のTHAAD(高高度ミサイル防衛)報復などの影響で、営業利益が5兆ウォン(約5110億円)を下回った現代自動車が、韓国をはじめ米国と中国市場で大規模リコールを実施することになった。
31日、韓国の自動車業界によると、現代車は1月初めから韓国でソナタ(NF)とグレンジャー(TG)の2車種・91万5283台を対象にリコールを実施しているところだ。リコールの理由は製作欠陥だ。
現代車は米国と中国でも2018年初めから相次いで大規模リコールの実施を決めた。米国の場合、2006年に生産されたソナタと2006~2011年に生産されたグレンジャー8万8000台が対象だ。中国でも大規模リコールを実施する。現代車中国合併法人「北京現代」が生産した「オールニューツーソン」9万7000台余りで欠陥が発生したためだ。