凍らせ吸い込み、平昌五輪のスケートリンク「湿度ゼロ」に挑戦(2)

凍らせ吸い込み、平昌五輪のスケートリンク「湿度ゼロ」に挑戦(2)

2017年07月12日13時08分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  デシカント除湿は吸着剤を利用する方式だ。空気が一定の速度で回転する除湿ローターを通過し、水分がここに吸着する方式だ。除湿容量が大きくて低湿度除湿が可能だが冷却除湿と比較すると効率が低いという短所がある。

  パク代表が開発したハイブリッド除湿は2種類の方式を結合し、長所だけ抜き取った方式だ。蒸発器による1次除湿をした後デシカントによる2次除湿をする。1次除湿時に凝縮器で発生する凝縮廃熱をデシカント再生用エネルギー源として使用し別途の熱源が必要ない。除湿性能は2倍以上に上げエネルギー使用は40%以上減らした。こうした独自の方式を認められ特許も4件登録された。

  こうした成果は中小企業技術革新開発事業支援があったので可能だった。この事業は中小企業の技術競争力向上に向け1997年から中小企業庁が施行している。技術開発能力がある中小企業に新製品開発に必要な費用の一部を総開発費の65%以内で最大2年間4億~6億ウォン以内で支援する。

  ATENGは2010年にハイブリッド除湿機開発に1億7700万ウォンの支援を受けた。パク代表は「アイデアと能力はあるが資金力に余裕のない中小企業に開発支援事業は大いに役立つ。いまでもアイデアが生まれるたびに政府の多様な支援事業を利用するため注意深く見ている」と話した。

  パク代表の次の目標は乾燥器分野。彼は「基本的に除湿機と乾燥器の原理はほとんど同じだ。ハイブリッド方式の水産物乾燥器を開発し、米国と日本に輸出するために準備中だ」と話した。実際に関連特許も2014~15年に米国と日本でそれぞれ取得した。

  中小企業家として模範を見せるパク代表に「実力の秘訣」を尋ねた。革新と挑戦のようなもっともらしい答を期待したが帰ってきた答は素朴だった。彼は「耐えられる力が実力」と話した。「耐えるためにあらゆる力を使えば他の人々がやらない製品を作ることになる」という理由からだ。「昨年だけで工業団地内の企業1000社がここを離れた」という話を聞いてみるとうなずけた。

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