凍らせ吸い込み、平昌五輪のスケートリンク「湿度ゼロ」に挑戦(1)

凍らせ吸い込み、平昌五輪のスケートリンク「湿度ゼロ」に挑戦(1)

2017年07月12日13時08分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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ATENGのパク・スンテ代表が除湿機について説明している。韓国で初めて開発したハイブリッド除湿機は性能は2倍高めエネルギー使用は40%減らした。
  5日、京畿道始興(キョンギド・シフン)の始華(シファ)工業団地にある会社の前庭。コンテナのようなオレンジ色の機械がビニールに包装されたまま置かれていた。この会社(ATENG)が韓国で初めて開発した産業用ハイブリッド除湿機だ。15人が働く小さな会社の内部にはサイズは小さいが似た形の機械があちこちに見られた。この会社が開発したり開発中である機械だ。

  ATENGは産業用除湿機と空調システムを開発する会社だ。産業用除湿機は船舶の塗装をする時に主に使用されるが、海辺の塩分が高い湿気を除湿機で除去して作業することで錆を防止できるためだ。しかし低湿度環境が必要なリチウムイオンバッテリー生産工場から生鮮食品を保管する物流センターまで応用分野は限りない。

  ハイブリッド型除湿機の開発後、会社の業績は着実に成長している。製品開発直後の2011年には8台を販売し6億2400万ウォンの売り上げを上げた。当時会社の全売り上げで占める割合は11%にすぎなかった。だが昨年は33台(44億ウォン)を販売し、全売り上げで占める割合は83.4%に達した。特に昨年6月には卓越した除湿能力を認められて平昌(ピョンチャン)冬季五輪のスケートリンクとして使われる江陵(カンルン)ホッケー1競技場に製品を納品することもした。

  同社のパク・スンテ代表は40年以上にわたり空調分野のエンジニアとして生きてきた。高校卒業と同時に新盛(シンソン)エンジニアリングで働き、2004年に退社した後にATENGを創業した。彼は「除湿機は産業現場で絶対に必要な必須装備で重要性がさらに大きくなっている。除湿性能を向上させながら効率の良い製品を開発するため、冷却除湿機とデシカント除湿機を合わせたスタイルのハイブリッド除湿機を開発することになった」と話した。

  除湿機の原理を簡単に説明するとこうだ。一般的に最も多く使われる冷却除湿は冷たいコップの表面に水蒸気がくっつく凝縮現象を思い出すと理解しやすい。コップの役割をする冷却パネルに空気が触れると空気中の湿度が水滴に変わる。温度が高く水分が多い場合には優れているが、産業用としては使用が限定的だ。

  

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