福田康夫日本首相が25日で就任6カ月を迎えた。「政局安定とアジア外交復元」というキャッチフレーズを掲げて野心を燃やすように発足した福田政権が、この日受けた成績表は支持率31%発足当時の支持率59%の半分だ。非支持率は54%に達した。わずか6カ月の間に人気が暴落したのだ。
最大の理由はリーダーシップのなさにある。彼は国民年金納付記録消失事件をまともに収められず、イージス艦の漁船衝突事故や中国の農薬ギョーザ事件もすっきり処理できなかったという非難を浴びた。今月末で終わる暫定税率維持法案も遅々として進まない上、野党の反対により戦後初めて日銀総裁空席という事態も起こった。