【社説】最悪の大気汚染、マスクだけでは解決できない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.16 08:36
昨日まで4日連続で全国が灰色の粒子状物質の雲に覆われた。先週末から大気が停滞していたうえに、14日には中国の粒子状物質まで飛来して災難水準に達した。14日、ソウル地域の微小粒子状物質(PM2.5)の平均濃度は1立方メートル当たり129マイクログラムで2015年公式観測以来最も高かった。15日午前までも「とても悪い」の基準(1立方メートル当たり76マイクログラム以上)をはるかに超えた。
世界都市別に汚染度を見せるエアビジュアル(AirVisual)サイトには15日午後1時、ソウルが最悪の都市10位となった。1~9位はアフガニスタン・カブールとモンゴル・ウランバートル、バングラデシュ・ダッカ、中国重慶などだった。古い自動車によって煤煙がひどく、質の悪い燃料を暖房燃料として使う所だ。