【グローバルアイ】舛添知事と政治資金、その卑しさについて
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.21 07:43
日本で最近、最も「ホット」な政治家は舛添要一東京都知事(68)だ。テレビと新聞を見ると、すべて彼の記事だ。2年4カ月間、行政職・消防署員・警察官など公務員16万5000人を率いて1351万人の生活の責任を負った。月給145万6000円とボーナスなどを合わせた年俸は2900万円と高額だ。その舛添知事が21日付で不名誉退任する。公私を区別せず公金と政治資金を水を使うように使ったのが原因だが、お金に対する卑しさによる部分が大きい。
2カ月前までは恥ずべき点が全くないかのように堂々としていた。1年間に48回、ほとんど毎週末、官用車に乗って東京都心から100キロ離れた神奈川県の温泉名所、湯河原の個人別荘を行き来した。4000万ウォン(約360万円)以上の血税を交通費として浪費したという批判が提起されると、「問題は全くない。事務室を兼ねた静かな別荘で都民のために資料を整理し、仕事をした」と弁解した。危機管理に穴が生じるという指摘には「地震が発生しても、どこからでも指揮さえうまくすればよい」と声を高めた。