【コラム】アジア時代は虚像か=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.24 16:20
李大統領が世論の喝采を受け、その勢いで日本に刺激的な発言をし、日本が過剰対応しながら韓日葛藤は政府の統制を抜け出し、世論の場に移った。 国際社会で日本の影響力が以前ほどではない、天皇が韓国に来るのなら日帝支配の被害者に謝罪すればよいなど、間違った言葉ではなくても、独島と慰安婦問題の解決に全く役立たないうえ、韓国にいかなる実益もない発言だ。
日本で天皇は政治とかけ離れている。 天皇は韓国に行くとは言っていない。 天皇は日本でも韓国に最も友好的な人物だ。 そして日本人にとって天皇は‘至尊’であり‘聖域’だ。 天皇に韓国大統領が突然拳を振り上げた。 日本の世論が大騒ぎとなり、人気が底にあった弱体の野田内閣はその雰囲気にすかさず便乗した。 年内に総選挙を行うかもしれない野田首相に、李大統領の言行は天から下りてきた太い綱のようなものに違いない。