任天堂、ポケモンGOに続いてスイッチで「2段ジャンプ」期待(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.18 11:15
過去、任天堂はコンソールと携帯用ゲーム機、そこで遊べるソフトウェアでグローバル企業の仲間入りを果たした。だが、2010年代に入ってスマートフォンが拡散しながら世界のゲーム市場の様相が一変した。モバイルゲーム市場に需要が集まったことで、任天堂のコンソールと携帯用ゲーム機の人気が落ちた。2008年1兆8400億円の売上と5500億円の営業利益で史上最高の実績を記録した任天堂は、2011年に創立30年で初の赤字に転落した。
その後3年連続で赤字を出してあっという間に危機に面した。このような状況で任天堂が取り出した打開策がツートラック戦略だ。まず2015年にモバイルゲーム市場に挑戦状を突きつけた。その結果の一つがポケモンGOだ。モバイルゲームでは後発走者の任天堂が底力を発揮したのは強大な独占知識財産権(IP)ラインナップの功績が大きい。任天堂はポケモンGOのヒットを導いた「ポケットモンスター」の他にも「スーパーマリオ」「ドンキーコング」「ゼルダの伝説」のようなグローバルヒット作を保有している。