AI・急速充電電池・新概念金属…サムスンが目を付ける未来技術
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.12 10:09
サムスンは11日、2016年度未来技術育成事業「指定テーマ支援課題」でスマート機器向けの人工知能、急速充電電池、機能性外装素材の3分野で12件の課題を選定したと明らかにした。サムスンは未来科学技術育成に向け2013年から10年間に総額1兆5000億ウォン(約1309億円)を投じて新技術・未来技術分野で「指定課題」を、基礎科学・素材・情報通信技術(ICT)の3大分野では「公募課題」の中から選別支援している。
部門別細部課題では、スマート機器向けの人工知能分野ではスマート機器が自分で学習できる「ディープラーニング専用チップ」の開発課題(代表研究者:浦項工科大学キム・ジェジュン教授)など6件が選ばれた。ディープラーニング専用チップはクラウドやサーバーに構築されたソフトウェアがアルゴリズムの助けを受けることなくデバイス内で独自に学習が可能で、モノのインターネット時代に広範囲に使われる技術として期待を集めている。