ＣＬの米国進出はいかに。２ＮＥ１（トゥエニィワン）の元メンバー、ＣＬの初シングル『Ｌｉｆｔｅｄ』が１９日、米国で発売される。ソロとして初のシングルであり米国でリリースする初のシングルだ。１７日、ＹＧエンターテインメントが公開したティーザーポスターは雲が一面広がる空が「持ち上げる」という意味とあわせて曲の持つ明るい上向きの雰囲気を伝えている。

ＣＬの米国デビューは多くことを示唆する。まず彼女が属していた２ＮＥ１は２０１４年２ｎｄアルバム『Ｃｒｕｓｈ』で米国ビルボードのメインアルバムチャート『ビルボード２００』の６１位に入り韓国歌手で最高の成績を収めた。昨年１１月に発表したソロデビュー事前プロモーション曲『ＨＥＬＬＯ　ＢＩＴＣＨＥＳ』もグローバル音楽ストリーミングサイト「Ｓｐｏｔｉｆｙ（スポティファイ）で１位を占めるなど関心を集めた。世界的ポップスターのジャスティン・ビーバーを発掘し、現在最もホットな女性歌手アリアナ・グランデを手がけたスクーター・ブラウンが現地マネジメントを引き受けたことも期待要因の一つだ。

スクーター・ブラウンはＰＳＹの米国進出を導いた人物だ。

この日、ＹＧは２ＮＥ１の系譜を継ぐ新人ガールズグループＢＬＡＣＫ　ＰＩＮＫの朗報も共に伝えた。デビューシングルに収録されたダブルタイトル曲『Ｂｏｏｍｂａｙａ』『Ｗｈｉｓｔｌｅ（口笛）』が米国ビルボードのワールドデジタルソングチャート１・２位に並んで登場したのだ。ビルボードは「ＰＳＹ、ＢＩＧＢＡＮＧ、２ＮＥ１、ＣＬ、ＧＤＸＳＯＬ、ＥＸＯ、防弾少年団以降１位を占めた７組目のＫ－ＰＯＰアーティストが誕生」とし「ＢＬＡＣＫ　ＰＩＮＫは最短期間の新記録を立てたメジャー新人」と紹介した。

ＹＧ所属アーティストが海外で相次いだ注目をあびながらヤン・ヒョンソク代表の戦略変化にも関心が集まっている。過去、歌手ＳＥ７ＥＮで米国進出を試みて失敗したように、代表は「米国へ行って一番力を入れたのが英語教育」としながら予想以上に高い言語の壁と「米国や欧州の方は男性歌手より女性歌手が有利」として男女間の魅力の差に言及したことがある。これによると、子供のころにフランスや日本などで暮らした経験のあるＣＬやＹＧ初の外国人メンバーであるタイ出身リサ、オーストラリアで生まれ育ったロゼなどで構成されたＢＬＡＣＫ　ＰＩＮＫは海外進出成功の前提条件に符合する。