韓経:【社説】中国に代わって韓国の戦略市場に浮上したASEAN
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.09 09:44
1967年に結成された東南アジア諸国連合(ASEAN)が昨日、50周年を迎えた。発足当時は開発途上国5カ国(インドネシア、タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン)だけだった連合体が、今では10カ国(ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ブルネイ加入)で人口6億5000万人、GDP2兆6000億ドルの世界屈指の経済圏に浮上した。人口は中国・インドに続いて3番目、経済規模は英国に次ぐ6番目だ。年5%前後の成長を続け、国際社会でも声を高めている。
韓国は2007年にASEANとFTAを締結した後、貿易が急増し、経済的に緊密になっている。対ASEAN貿易比率は13.2%と、中国(23.5%)に次ぐ。米国(12.2%)、EU(10.9%)よりも高い。韓国企業のASEAN直接投資も年平均60億ドルにのぼる。実際の距離よりはるかに近い。