「北朝鮮外務次官と米特別代表が17日スウェーデンで初会合」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.16 07:33
北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官と米国務省のスティーブン・ビーガン対北朝鮮政策特別代表が17日スウェーデン・ストックホルムで実務協議を行うと複数の外交消息筋が15日、伝えた。匿名を求めたこの消息筋は「北朝鮮と米国が第2回首脳会談を控えて水面下で接触してきた」として「米朝が高官級接触に先立ち、実務協議を行うことにした」と話した。他の外交筋は「ビーガン特別代表が近いうちにスウェーデンへ向かうだろう」とし「崔次官とビーガン特別代表が第3国(スウェーデン)で接触すれば初会合になる。自然に今後の高官級会談でも(2回目の米朝)首脳会談の日程など懸案を協議するのではないだろうか」と話した。
米朝間には近いうちにマイク・ポンペオ米国務長官と金英哲(キム・ヨンチョル)北朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長の高官級接触があるだろうという報道が続いている。崔氏とビーガン氏の協議が予定通りに17日に行われれば、昨年11月8日米朝高官級接触が延期されてから77日ぶりの両側公式接触だ。当時、高官級接触は米ニューヨークで予定されていたが、北朝鮮の取り消しで開かれなかった。実際、ビーガン特別代表は昨年8月対北朝鮮特別代表に就任して以降、北朝鮮と数回接触を試みたが、崔次官が意図的に協議を避ける姿を演出したりもした。