<札幌アジアゲーム>キム・ヨナの後輩たち、メダルに挑戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.24 14:02
「フィギュア女王」キム・ヨナ(27)の偉大さを示す記録の一つが「オールポディウム(All podium)」だ。フィギュアスケート100年の歴史上、出場したすべての大会で3位以上の成績を収めた女子選手はキム・ヨナひとりだけだ。
だが、そのキム・ヨナも手にすることができなかったメダルがある。それが冬季アジア競技大会のメダルだ。6年ぶりに開かれる札幌アジア競技大会では「キム・ヨナ・キッズ」らが「ヨナ姉さん」に代わってメダルに挑戦する。
その先頭選手がチェ・ダビン〔17、修理(スリ)高〕だ。5歳の時にフィギュアを始めたチェ・ダビンは12歳の時にトリプル(3回転)ジャンプ5種をマスターした「ジャンプの神童」だ。同年国家代表に選ばれたチェ・ダビンは、2014年ジュニア世界選手権で6位に入り、2014-15シーズンのジュニアグランプリではキム・ヨナ以降初めてとなるメダル(銅メダル2個)を獲得した。ジャンプに比べて不足気味だった表現力にも徐々に磨きがかかっているという評価を受けている。チェ・ダビンは「ヨナさんが体の使い方や視線の向け方などを詳しく教えてくれた」と話した。キム・ヨナが卒業した軍浦(クンポ)修理高等学校に在学中のチェ・ダビンは、昨年キム・ヨナと同じ所属事務所に入り、機会があるごとにワンポイント指導を受けた。