大学講師が17年間北朝鮮に軍事機密提供
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2009.10.30 08:29
水原(スウォン)地検公安部は29日、海外留学している北朝鮮の対韓工作員に取り込まれ17年間にわたり軍事機密などを北朝鮮に流し、工作資金を受け取っていた容疑(国家保安法上の間諜、便宜提供・金品授受、特殊潜入・脱出など)で、京畿道(キョンギド)の大学講師(37)を逮捕起訴した。
検察によると大学講師は1991年にインド・デリー大学に在学中に、北朝鮮の「35号室」の工作員に取り込まれ、93年と95年の2度にわたり北朝鮮に密入国し、朝鮮労働党に加入した。97年7月から今年2月まで中国やカンボジア、シンガポール、タイなどで9回にわたり軍事施設など国家重要施設の資料を工作員に渡し、工作資金5万600ドルを受け取っていた容疑を持たれている。