「韓中首脳会談、THAAD葛藤緩和の機会に…中国の懸念を聞き、韓国の悩みの説明を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.02 10:57
朴槿恵(パク・クネ)大統領がロシア(2、3日)と中国(4、5日)を歴訪し、首脳外交をする。訪問の公式目的はそれぞれウラジオストク東方経済フォーラムと杭州主要20カ国・地域(G20)首脳会議への出席だ。しかし核心の目的は高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備決定後に迎えた危機局面の突破だ。
最も大きな関心が向けられるのは、G20首脳会議を契機に4日または5日に行われる韓中首脳会談だ。THAAD配備の決定後、朴大統領と習近平国家主席が初めて顔を合わせる。通常、多者会議をきっかけに行われる2国間会談は略式で簡単に行われる。しかし今回は外交部の林聖男(イム・ソンナム)第1次官が先月31日に訪中して劉振民外務次官と事前調整をするなど、両国が会談を重視している。