検閲恐れてカカオトーク脱出…ユーザー1週間で40万人減少=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.10.10 14:55
こうしたグローバルIT企業の機敏な動きとは違い、カカオトークは消極的な対応でサービス開始以来、最大の危機を迎えている。田炳憲(チョン・ビョンホン)新政治民主連合議員によれば先月末、カカオトーク検閲論争が起きて1週間で一日平均利用者数は2646万3021人から2605万7155人へと40万5866人減った。同じ期間にテレグラムは50万人ほどユーザーが増えた。
サービス開始後4年間、対話内容をサーバーに5~7日単位でそのまま貯蔵しておき、令状さえあれば捜査当局がサーバーに保存された内容をのぞき見ることができるという点が知らされてだ。論争開始から20日後に謝罪文と対策を出し、その前は「実際に施工されている法律に従わなければならないので仕方がない」というふうに対応して、むしろ消費者の不満を育てた。プライバシー保護に敏感な世界的IT業界の傾向や、SNS消費者の感性に追いつけないのだ。