【コラム】反米の記憶(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.14 17:38
あす韓米自由貿易協定(FTA)が発効する。 これで大韓民国は世界45カ国とFTAを締結して貿易する国になった。 盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時の2004年4月、チリと初めてFTAを発効させてから8年。 韓国とFTAを結んだ国には、ASEAN10カ国、欧州連合(EU)27カ国のほか、スイス、ノルウェー、インド、ペルーなどがある。
さらに韓国はカナダ、メキシコ、豪州、トルコなど12カ国とFTA締結のために交渉中で、中国、日本、イスラエルなどとはFTA交渉の準備をしている。
FTAはすでにここまで進んでいる。 この8年間、大韓民国が政権交代に関係なく一貫して推進してきたFTAはこのように大きく膨らんだ。 今では貿易全体の35%を国家間FTAに基づいて輸出入する国になっている。 世界貿易秩序の流れに乗り遅れまいと盧武鉉政権が国家未来ビジョンに選択した「同時多発FTA戦略」の現状だ。