景気が悪化すれば１０００ウォン（約７５円）で商品を販売している‘１０００ウォンショップ’が好況を迎える。 低価格商品を購入して家計を守ろうとする傾向が強まるからだ。

では、「安く買える」というモットーから始まった１０００ウォンショップで最もよく売れている商品は何だろうか。 １０００ウォンショップのトップ企業「ダイソー」に依頼し、過去３年間の資料をもとにベストセラー商品をチェックした。

◇紙コップ一日１８２６個売れる＝ダイソーでこの３年間（２００７．１－２００９．８）最もよく売れた製品は「紙コップ」（４０ｐ）だ。 なんと２００万個も売れた。 一日に約１８２６個売れるということだ。 次いで「乾電池」が１６０万個。 「乾電池」は０８年から急激に販売量が増え、ベストセラー商品に浮上している。

このほか、「ゴム手袋」（１５０万個）、「綿棒」（１２０万個）、「洗剤」（１００万個）、「ＯＰＰテープ」（１００万個）などの順となった。 「ハンガー」（９０万個）、「洗濯ばさみ」（９０万個）、「ズボンハンガー」（８５万個）など生活用品が人気だ。

「食品」もよく売れている。 チョコレート、飴、ガム、ココア、スナック類も１０００ウォンショップのベスト商品に選ばれる。

ダイソーアソン産業の関係者は「昨年から接着剤やドライバーなどＤＩＹ（Ｄｏ　Ｉｔ　Ｙｏｕｒｓｅｌｆ）用品の人気が高まっている。海外製品のうち文化的な差があり韓国の生活に合わない商品や奇抜なアイデアのものはあまり売れない場合もある」と述べた。