「就職して窓のある家で暮らしたい」…韓国の青年「住居貧困層」139万人(3)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.02.03 16:47
青年問題といえばよく大学生を思い出すが、大学生はそれなりに事情はましだ。政府とソウル市は「大学生賃貸住宅」「希望ハウジング」など大学生支援対策を施行中だ。家庭をつくった20~30代のためにも「新婚夫婦住宅特別分譲地院」などで支援する。問題は、学生ではないが結婚もしていない者たちだ。就職活動の学生ら1人世帯の青年たちは死角地帯にいる。
大田(テジョン)に住むDさん(28)は就職準備のためにソウルに引っ越すつもりだ。通信料・交通費などの生活費と塾費を考えると50万ウォン以上の家賃を負担する自信がない。親に頼むこともできず考試院を調べてみている。女性1人で考試院に住むのは敬遠されるが、代案がない。