韓経:米国、韓国製送油管にまた「関税爆弾」…「もう韓国政府が出るべき時」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.13 10:59
「このままなら事実上米国への輸出の道が閉ざされるのと変わりません」
ネクスティールのパク・ヒョジョン社長は12日、「米国は鉄鋼クォータ(輸出物量制限)でも足りず高率の関税まで課そうとしている」としてこのように話した。ネクスティールは油田用鋼管(OCGT)と送油管など鋼管類を生産する売り上げ5000億ウォン台の中堅鉄鋼メーカーだ。これまで生産量の70~80%を米国に輸出しており、対米OCGT輸出実績は韓国1位だ。
パク社長は「産業通商資源部だけでなく青瓦台(チョンワデ、大統領府)が直接乗り出して政治・外交的対応策を用意しなければならない時」と指摘した。これまでネクスティールをはじめとする韓国鉄鋼メーカーは米商務省の高率関税賦課と関連し米国際貿易裁判所(CIT)に訴訟を起こすなど個別に対応してきたが、これすらも限界に至ったという話だ。