米国、PVID原則を豊渓里に初めて適用…閉鎖前の査察が核心
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.08 07:39
ドナルド・トランプ米国大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の談判を控え、米国が北核の「永久的検証可能で、不可逆的な(PVID、Permanent Verifiable Irreversible Dismantlement)」を目標に設定したのは、今後の北核再建の可能性も遮断するという意図の表れだ。その開始は豊渓里(プンゲリ)核実験場になる見通しだ。
関連事情に明るい情報消息筋は「米国は、2008年寧辺(ヨンビョン)原子炉冷却塔爆破時のように一回性のイベントに終わらないようにするためには、永久的無能力化、すなわちPVIDが豊渓里閉鎖にも適用されなければならないとの立場」と述べた。ジョン・ボルトン大統領補佐官(国家安全保障担当)は、北朝鮮が豊渓里核実験場閉鎖の決定を発表した直後、寧辺冷却塔爆破に言及して「我々は北朝鮮の宣伝ではなく約束が見たい。今まで見たものは言葉だけ」と述べた(4月29日のCBS放送インタビュー)。