주요 기사 바로가기

韓国映画『私たち』が描く愛・友情・嫉妬…11歳の少女が経験する「人生の重さ」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.20 17:13
0
自信を持って言うが、子供の話だといって素通りしてしまうとことし上半期の韓国映画の輝く成就を見逃すことになる。

16日に公開された映画『私たち(THE WORLD OF US)』のことだ。34歳のユン・ガウン監督の長編デビュー作で、小学生の世界を描いた小さな映画だが、公開前から映画関係者の間で話題になっていた秀作だ。ことし2月第66回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門コンペティションに招待され、最優秀長編デビュー作部門の候補に入って話題を集めた。

 
最近、チェコで開かれた第56回ズリーン国際こども・若者映画祭では国際コンペティション部門最優秀賞、主人公「ソン」役を演じた子役女優のチェ・スインが最優秀主演女優賞を受賞した。チェ・スインは上海国際映画祭で主演女優賞候補にも入った。

映画は孤独な人小学生「ソン」が終業式に転校してきた「ジア」(ソル・ヘイン扮)と出会って友達になったことから始まるストーリーだ。子供たちの世界を描いているが、『私たち』がとらえた瞬間はただ美しく明るいだけではない。事実上、人生の初恋だと呼んでもよい親友がほかの子供と仲良くしている時に感じる嫉妬や裏切りの気持ちなど「私たち」という関係を結ぶ過程でぶつかる人生初めての戸惑いが生き生きと描かれている。

ユン監督は「子供の人生は単純だと捕らえられがちだがそうではない。彼らなりに人生の重さを持って生きている」と話した。映画はユン監督が小学校6学年の時に直接体験したことが始まりだった。一番仲の良かった友人ととらえどころのない理由で関係がねじれていった心痛む経験があるという。「その時の感情がまだ心の中に鮮明に残っている。だが年を重ねてみると、自分はある側面ではずっと当時の自分と同じような人間関係を繰り返していた。『私が人間関係で欲しているのは何だろうか』と悩みながらシナリオを2年以上かけて手直しした」。

数百種類の表情を次々と描き出す女優の生き生きした演技は『私たち』の強みだ。特別な技巧はなくとも、子供たちの表情と言葉だけで濃厚な94分を描いた演出手腕は並ではない。お母さんのお使いをする女の子の体験を描いた短編『もやし』(原題、2013)で垣間見せた監督の才能だ。

チェ・スインやソル・ヘインなど撮影当時11、12歳だった『私たち』の主人公は共に映画出演は初めてだった。ユン監督は子供たちにシナリオを与える代わりに場面ごとに状況を説明し、自ら台詞と行動をやって見せて演技をリードした。このため、撮影前の2~3カ月間、子役女優らと即興劇のリハーサルをみっちり行った。

「映画の内容そのものが同じ年代の子供たちが学校で実際に体験しそうなことを描いているので彼らと話をしながら撮影する以外になかった。カメラを固定させておいて『できるまでやってみよう』という気持ちで撮った」と監督は話した。ユン監督は「同じ場面を十数回ずつハンドヘルドで撮影しようとしたため撮影監督が一番大変だったと思う。最初から最後まで11歳の少女の細かな感情を表現しなければならないため子供たちの顔を近距離で撮影する以外に方法はないと思った」と説明した。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0

    포토뷰어

    韓国映画『私たち』が描く愛・友情・嫉妬…11歳の少女が経験する「人生の重さ」

    2016.06.20 17:13
    뉴스 메뉴 보기
    親友のジア(ソル・ヘイン扮、左側)とソン(チェ・スイン扮)。(写真=アットナイン)
    TOP