<韓日慰安婦交渉妥結>米国は喜色、中国は警戒…北東アジア外交地形も変わる(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.30 08:55
スーザン・ライス米ホワイトハウス国家安保補佐官は28日(現地時間)、韓日間の旧日本軍慰安婦問題合意に関し「米国は韓日が『最終的かつ不可逆的(finally and irreversibly)』合意に到達したことを祝う」とし「我々は(米韓日)三角安保協力の進展を期待する」と述べた。歓迎の声明だった。ケリー米国務長官も「最終的かつ不可逆的な解決であることを明確にした合意を引き出した韓日指導者の勇気に拍手を送る」と明らかにした。
(1)米中の立場、克明に分かれる=このように米政府は慰安婦問題に関する韓日交渉の妥結は再び論議になることはない合意と強調した。日本政府の「責任痛感」や安倍晋三首相の「おわびと反省」には言及しなかった。
一方、中国の新華社通信は29日、「今回の合意は米国の圧力の中で作られた政治的選択であり遺憾」と明らかにした。中国外交部の陸慷報道官は前日(28日)、合意に対する評価の代わりに「慰安婦強制徴用は日本軍国主義が第2次世界大戦中にアジア諸国にした反人道的犯罪行為」と非難だけをした。