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韓日中軍事・安保専門家座談会 「北、サイバー攻撃・テロなど犯人特定できない挑発へ」(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.29 15:35
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金永熙=中国内に北朝鮮保護をやめようという放棄論と、それでも北朝鮮を守るべきだという支持論が対立しているというが、それは事実か。

楚樹龍=中国と北朝鮮の首脳は緊密な関係を維持してきたし、実際、今でも中国は北朝鮮を支持している。しかしある部分では放棄したと見ることもできる。中国の国民が北朝鮮政権に対して大きな希望を抱けず、好きでもない。多くのメディアも北朝鮮を批判している。このような部分が中国の政策に反映されている。もちろん公開的に批判したりしはしないが。それでも中国が北朝鮮と経済分野などをはじめ、関係を完全に断絶するというような放棄はしないだろう。言い換えれば、一部はずっと支持し、一部は放棄するという意味だ。

 
金永熙=韓半島を大きな同心円で見ると、一番外側には米中間の対立がある。韓国がその間でサンドイッチのように挟まれているが、象徴的に表れたのがTHAADの韓半島配備問題ではないだろうか。THAADは必ず導入するべきなのか。そして結局は配備されるのだろうか。

金熙相=いま我々が保有しているパトリオットミサイル(PAC3)は最大30-40キロの距離に限り北朝鮮のミサイルを遮断できる。青瓦台や軍司令部の防御は可能だが、ソウル市民を防御するなら、それだけではいけない。地域防御ができるTHAADでなければいけない。核や電子弾が上空で爆発した時の状況を考えてほしい。

山口=THAADは終末弾道迎撃用だが、イージス艦が保有するスタンダードミサイルは射程距離がもっと長い。例えば北朝鮮の南側にイージス艦が入れば、防衛範囲はフィリピンや中国海洋部にまで達する。THAADは地域内で非常に限定的な範囲内を防御するためのものだ。攻撃的な性向を持つ体系ではないというのが私の意見だ。

楚樹龍=THAADのレーダーが北朝鮮だけを狙うのではなく射程範囲が500キロであり、中国域内まで及ぶため脅威だと考える。またTHAADは韓国でなく米国の武器だ。米国の武器であり、米国がコントロールする。したがって韓国が中国に「THAADは北朝鮮だけを狙ったものだ」と言うことはできない。

金永熙=米中は南シナ海でも対立している。南シナ海の事態は韓半島に直接影響を及ぼす。今後、両国関係の改善の見通しや南シナ海の問題での偶発的衝突の可能性をどう見るのか。

楚樹龍=南シナ海に対する米国の反応は激しすぎるようだ。南シナ海は70余りの島からなる諸島であり、一つの国が支配しているのではない。中国は軍事力を拡張しようとするのではなく、防御力を持って南シナ海で軍事活動をしている。米中ともに慎重な立場を取らなければいけない。

金熙相=私は米中関係が相当期間、緊張に向かうしかないと考える。パクスアメリカーナと中華秩序の衝突などを考えれば、未来が蜜月になる可能性はない。しかし双方はお互いの助けが必要であり、今後、相当なレベルの緊張状態で協力するでのはないかと思う。

楚樹龍=中米高官の交流があるたびに強調することは、両国間には対立より協力の余地が大きいという点だ。韓国と日本は中米対立を拡大、誇張して分析するようだ。それを希望しているのでは。

山口=米中関係はよくなるべきだと考える。両国が緊張関係というが、今まで世界が経験した緊張とは全く違う。冷戦時代にソ連が突然消えた時、誰も苦しまず喜んだ。しかし今は中国が咳をすれば風邪をひく国が多い。中国経済が悪化すれば米国も苦しくなる。米国のアジアリバランス(再均衡)政策を見ても、軍事的な意味もあるが地域安保の意味もある。米国が資源が出る地域を保護し、それによる利益を共有すれば、中国の考えのように「プラス島」になることができる。未来の世代はこのように複雑で難しい緊張と協力、競争が共存する世界で、お互いウィン-ウィン(win-win)となるように、ルーズ-ルーズ(lose-lose)にならない方向を目指してほしい。


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