【新型インフル】中国、一回の接種で抗体生じるワクチンを生産
中国製薬会社が1回の投薬で免疫が生じる新型インフルエンザ予防ワクチンを3日から生産し始めた。 その間、医学専門家は効果的な新型インフルエンザ予防のためには2回以上ワクチンを投薬しなければならないと考えてきた。 しかし今回中国が生産したワクチンは1回の投薬で免疫が生じ、新型インフルエンザ予防に大きく寄与すると期待されている。
中国国営新華社通信によると、北京科星生物製品有限公司(SINOVAC BIOTECH)は3日からワクチン生産に入った。 同社の製品名は「盼爾来福1」。 同社の尹衛東社長は「ワクチン生産まで87日かかった。政府が生産を認可した最初の新型インフルエンザワクチン」と説明した。 同社は国慶節((10月1日)までに500万人分、年末までに3000万人分を生産できる、と明らかにした。