韓経:世界的建築家メンディーニ氏「韓国人、マンションの色多様化すればもっと明るくなる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.29 14:32
「韓国のマンションは中国や日本とほとんど似たような姿だろう。だが内部は固有の文化を含んでいる」。
28日、仁川(インチョン)の松島(ソンド)国際都市ポスコE&Cタワーで会った世界的な建築・デザインの巨匠アレッサンドロ・メンディーニ氏(Alessandro Mendini、84)はこのように語った。彼はこの日、ポスコ建設が開催した「ショップデザインセミナー」に参加し、この会社と新しいマンションの外観デザインを開発するため来韓した。
メンディーニ氏はイタリアの建築家兼デザイナーであり、ミラノ工科大学で建築学を学んだ。死ぬ前に見るべき世界の建築物に挙げられるオランダのグローニンゲンの「フローニンゲン美術館」が彼の代表作だ。カルティエ、スウォッチ、スワロフスキー、サムスン電子、ハンセム、ロッテカードなど国内外のさまざまな企業と協業して感性的な花瓶や椅子・照明などをデザインしてきた。ポスコ建設とは2013年に続き2回目で、マンション外観の色彩、幼稚園やロビーなどの共用施設のデザインを研究している。