日本防衛・外交情報、60年非公開…秘密保護法成立
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.07 12:36
「日本社会の時計を太平洋戦争以前に戻そうとしている」という野党と市民社会の反発にもかかわらず、安倍晋三首相が推進した特定秘密保護法案が6日夜、参議院を通過した。民主党・共産党など野党はこの日、関連法案を主導した閣僚・特別委委員長に対する問責決議案、安倍内閣に対する不信任案を次々と提出し、表決遅延作戦を繰り広げた。「人事関連案件を先に処理する」という国会法規定を利用したのだ。
しかし法案は結局、午後11時20分ごろ、過半数を占める自民党と連立与党の公明党の賛成で可決され、成立した。先月末の衆議院に続き参議院まで通過し、法案は最終的に成立した。東京都心の日比谷公園に約1万5000人のデモ隊が集まり、国会を囲んで深夜デモが続くなど、全国的に激しい反対運動が行われる中でだ。連立与党が前日、国家安全保障特別委で奇襲上程と起立表決という方法で強行処理したのが民心の怒りに油を注いだ。