ソウルの物価がニューヨークよりも高いことが分かった。

２１日、米経済専門放送ＣＮＢＣは、英経済誌エコノミストの調査部門である「Ｅｃｏｎｏｍｉｓｔ　Ｉｎｔｅｌｌｉｇｅｎｃｅ　Ｕｎｉｔ（ＥＩＵ、エコノミスト・インテリジェンス・ユニット）」が発表した「世界の生活費（Ｗｏｒｌｄｗｉｄｅ　Ｃｏｓｔ　ｏｆ　Ｌｉｖｉｎｇ）」ランキングを引用し、ソウルの物価が２０１５年に初めてトップ１０に進入したから２年でニューヨークより高い６位に入ったと伝えた。

これは１９９９年５１位だったソウルの物価ランキングが１７年の間に４４ランクも上昇したのだ。ＥＩＵは米国ニューヨークの物価を基準点１００として、食品、衣類、住居、交通、学費など１５０余りの商品およびサービス価格を反映した「世界の生活費指数」によって都市の物価をランク付けしている。

今回の集計で１位だったシンガポールは４年連続で、世界で最も生活費のかかる都市に選ばれた。香港が昨年と同じ２位に入り、スイス・チューリヒがその後に続いた。

１年前は１０位圏外だった日本・東京と大阪は円高の影響でそれぞれ４位と５位を記録した。フランス・パリと米国・ニューヨークはそれぞれ８、９位に入った。