【コラム】韓半島202Q(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.29 13:58
米国が誇るステルス機F-117A、F-22ラプター、B-2戦略爆撃機も全面的に信じることはできない。1999年のコソボ戦争時にセルビア爆撃のため発進した米軍F-117Aがセルビア軍の地対空ミサイルに撃墜されてステルス神話が崩れた。チェコのテスラ・バルドビッチェが開発したレーダータマラとコルチュガ(Kolchuga)があげた快挙であった。北朝鮮がそれを逃すわけがなかった。いちはやくタマラとコルチュガを開発したチェコの技術陣を巨額で誘い込み、北朝鮮版の対ステルス技術開発に成功した。米国がチェコにタマラとコルチュガの技術を海外に移転しないよう圧力を加えたが遅かった。
202Q年の時点でみた韓半島の状況や北朝鮮の先端武器体系の開発は、最悪のシナリオではなく地獄のシナリオだ。2016年の今日から202Q年までに何年の時差があるかは分からない。しかし北朝鮮の核・ミサイル・潜水艦開発の驚くべきスピードから見れば非現実的な仮定でもない。