「韓国の証券市場、今後3年は上昇…銀行株は過度に安い」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.01 10:48
上半期のアジアの証券市場の成績表は国ごとに“両極端”に分かれた。米国の低金利政策が続くという期待で外国人投資家は期待収益率が高い東南アジアに集まっていった。おかげでインド(16.8%)とインドネシア(18.0%)の証券市場は過熱する兆しまで見えた。しかしアジア経済を率いる韓国(マイナス2.2%)、中国(マイナス6.9%)、日本(マイナス2.1%)の3カ国は勢いを取り戻すことができなかった。下半期以降は変われるだろうか。
「韓国の株式市場は今後3年ほど順調に上昇するとみている。過度に低評価を受けているいまが投資するチャンスだ」。
先月26日に香港で会ったロベコ資産運用アジア太平洋地域最高投資責任者(CIO)のアルナウト・ファンレイン氏は今後のアジア証券市場のうち最も魅力的な市場として韓国を挙げた。だが、彼が根拠にしたのは他の専門家がよく話す企業の業績改善や世界の景気回復ではなかった。配当と自社株買いが増え株主価値が高まり自然に株価も上がるだろうという主張だった。