洪錫ヒョン氏「トランプ大統領、韓中と共に北に提示する平和ロードマップ作成を」(1)

洪錫ヒョン氏「トランプ大統領、韓中と共に北に提示する平和ロードマップ作成を」(1)

2017年05月17日13時03分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北核危機に改善の兆候が見えない。米国の強力な圧力が続いているが、北朝鮮はむしろ米アラスカまで到達する中長距離弾道ミサイルを試験発射した。これに対し米オンラインメディア「ハフィントンポスト」の国際ニュース専門ウェブサイト「ワールドポスト」は洪錫ヒョン(ホン・ソクヒョン)韓半島フォーラム理事長、ウィリアム・ペリー元米国防長官の寄稿、中国全国人民代表大会外事委員会の傅瑩主任委員へのインタビュー記事を掲載した。

  ◆洪錫ヒョン理事長の寄稿の要約

  韓半島(朝鮮半島)の危機が高まっている。

  予測が難しい両首脳、米国のトランプ大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の対決は、今よりも大きな混乱をもたらす可能性がある。その一方で流れを平和の方向に変える機会もある。

  トランプ大統領が韓国の新大統領と中国の役割を考慮しながらいかなるカードを出すかが、次にどんなことが起こるかを決めるだろう。緊張の緩和を望むなら、トランプ大統領は金正恩委員長との対話を作り出すと同時に、北朝鮮に圧力を加えて核兵器の開発を中断させる周到綿密なロードマップに基づいて動く必要がある。

  私はトランプ大統領の北朝鮮に対する「最大限の圧力と関与」政策を歓迎する。北朝鮮の挑発を抑止するためには韓国との協調のもと、米国戦略武器の韓半島展開のような圧力が必須だ。強力な国際制裁も要求される。

  しかし圧力がすべてを解決するわけではない。北朝鮮の非核化という長期的な目標を達成するにはそこで終わってはいけない。より複合的な手段の動員が必要だ。そのような意味でトランプ大統領は正しい道を進んでいる。金正恩委員長との会談の可能性を表したトランプ大統領の動きは、歴代米国指導者が失敗した首脳会談にまでつながるあ可能性がある。

  朝米首脳会談が実現するには、その前にいくつか重要な課題が必ず解決されなければいけない。金正恩委員長が自ら完成段階だと話す核兵器をトランプ大統領との会談のために放棄するかは未知数だ。もし金正恩委員長が核を放棄しなければ韓国が最も大きな危険に直面することになる。韓国はいかなる代価を支払っても戦争を防がなければいけない。多くの韓国人は良い戦争よりもむしろ悪い平和を選択するだろう。トランプ大統領は非常に慎重に動く必要がある。北朝鮮の核施設に対する先制打撃のような米国の突発的行動は、韓国と日本の米軍基地に対する北朝鮮の報復攻撃を招く可能性が非常に高く、局地戦、最悪の場合は第2の韓国戦争(朝鮮戦争)をもたらしかねない。北朝鮮の軍事的挑発に常に注目すべきだが、全面戦争につながる危険がある攻撃は避けなければいけない。

  北朝鮮との対話を好む文在寅(ムン・ジェイン)大統領の当選は、平和的な解決法を望む韓国人の強い意志を表した。現在の危機を緩和するには、トランプ大統領は北朝鮮に提示する韓半島平和ロードマップを韓中と共に作らなければいけない。

洪錫ヒョン氏「トランプ大統領、韓中と共に北に提示する平和ロードマップ作成を」(2)
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