韓経:中国、THAAD配備で「韓国製品貿易報復」に出るか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.08 13:58
だが緊縮政策の主な手段とした金利引き上げが、対内外の環境が整わず失敗した。第1次緊縮期には意欲的に断行した金利引き上げが、ちょうど巻き起こった証券市場の好況によって国内与信をつかむことに限界があった。第2次緊縮期には米国などの先進国が金利を大幅に下げると中国との金利差を狙ったホットマネーが大挙流入して不動産バブルがさらに深刻に発生した。
当初計画よりも長引いた緊縮政策を推進する過程で「金利引き上げ→ホットマネー流入→通貨膨脹→不動産バブル・物価高騰→追加の金利引き上げ」という螺旋形の悪循環の輪が形成された。このために金利引き上げ幅も大きくなって実物景気まで鈍化し始めた。昨年の7-9月期移行の成長率が7%以下に下がった。