<懇談会>潘国連事務総長、大統領に挑戦するには高齢? 「体力は問題ではない」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.26 11:10
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長(72)が韓国次期大統領選挙への出馬に関連して一歩先を行く言及をした。25日、済州ロッテホテルで開かれた「寛勲(クァンフン)クラブ」役員陣との懇談会で、潘氏は「来年1月1日に韓国の市民としていかなる仕事をするべきか熟考し決心するだろう」と述べた。「大統領をするという考えはしたことがない。だが、自生的にこのような話が出てくるということは、私が人生を無駄に生きてはおらず、努力したことに対する評価があるという考えに、誇らしく、またありがたく思う」と述べながらだ。
国民の党の朴智元(パク・ジウォン)院内代表が「外交官が使う言葉としてはこれより強く大統領選挙に出馬するという言葉がどこにあるというのか」と話す程、進展した立場表明だった。一週間前のニューヨーク特派員との懇談会では「任期が7カ月残っている。有終の美を収められるように助けていただけばありがたく思う」とだけ述べていた。特に、潘氏は「私が事務総長を終えてどのようなことをしなければならないかについては、家族間で話が少し違っている」としつつも「10年間、国連事務総長をしたので期待があるということは念頭に置きたい」と述べた。大統領選挙に関する質問に「事務総長の任務を無事に終わらせることが先」としながら回答を避けたこととは違う姿だ。