<プレミア12>ハイファーストボールにやられた韓国代表(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.10 10:07
この日の対戦を通じて日本の投手の強みがはっきりと表れた。日本の投手は韓国の投手にはヒントを、韓国の打者には課題を与えた。鄭ミン哲委員は「これは優劣の問題とみるよりスタイルの差だ。メジャーリーグの投手はやや沈むシンキングファーストボールを好み、日本投手はボールの回転力を利用してハイファーストボールを投げる。一方、韓国の投手は幼い頃から左右のストライクゾーン攻略が最も重要だと習う」と話した。
さらに韓国では数年間、「打高投低」が続いている。高めのボールを投げれば長打許容率が高まるため、投手はますます低めに投げようとする。また韓国だけにあるヘッドショット退場規定(速球で打者のヘルメットや顔面に当てれば直ちに投手交代)もハイファーストボールを投げるのを難しくしている。