【グローバルアイ】英国に広がった北朝鮮の非核化をめぐる悲観論
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.14 13:45
「ファンタジー」
12日(現地時間)、英国会議事堂で開かれた夕食会に保守党のマーク・フランソワ議員は北朝鮮の非核化に関してこのように表現した。彼は「北朝鮮が核兵器を隠して非核化したと主張することをドナルド・トランプ米大統領が容認する可能性がある」として「自身のアジェンダが失敗したことを認めないだろうから」と主張した。また、「韓国政府が非核化を認めて中国も問題にしない状況が数年間続けば、誰がこのファンタジーを破るだろうか」と反問した。
この席は英シンクタンク、ヘンリー・ジャクソン・ソサエティとキングス・カレッジ・ロンドンなどの研究者が北朝鮮の非核化展望を発表した後、ジュリアン・ルイス下院防衛委員会委員長が設けた。英国議員や学者、メディア関係者などが参加したが、非核化をめぐる悲観論があふれた。現地の要人は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の真正性に対する疑問とトランプ大統領の衝動的な気質、中国の不透明な立場など韓半島(朝鮮半島)の非核化を阻止する障害物に主に注目した。