「韓国の情報技術(IT)とフランスのバイオ技術(BT)を結び付ければ、世界最高レベルのバイオ工学の研究が可能と判断した」(フランス・パスツール研究所のクリルスキー所長)。
欧州最高のバイオ工学研究所であるフランス・パスツール研究所が韓国を選んだ。 韓国科学技術研究院(KIST)・金有承(キム・ユスン)院長とパスツール研究所・クリルスキー所長は29日、韓国に来年2月、「韓国パスツール研究所」を共同設立することで合意する契約に署名した。 パスツール研究所は、世界各国に23の支社を設けている。 しかし、現地の風土病を研究するための支社ではなく、共同研究を行うための機関を外国に設けるのは今回が初めて。 クリルスキー所長は「韓国は、遺伝子信号の分析などといったITとBTの結合の方面で強く、共同研究所の設置を決めた」と説明した。