韓経:誰が「造船王国」を没落させたのか=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.26 10:18
造船業の危機は自らの利益を追った経営者の責任でもある。主がいなかった大宇造船海洋だけでなく主がいるSTX造船も無差別的な海外低価格受注に乗り出し、これが足かせとなった。
姜徳寿(カン・ドクス)会長らSTXグループ経営陣は2010-2013年、問題が懸念されるにもかかわらず低価格受注に乗り出した。造船業界の関係者は「STX造船が2013年に債権団管理を受け、低価格受注にさらに積極的になった」とし「当時、経営陣が受注実績を積み重ねてこそ自分の任期が長くなると判断し、損失が出ても受注するよう指示した」と指摘した。