女優ムン・チェウォンの彼氏だと主張してきた男性が結局、訴えられた。

１５日夜に放送された総合編成チャンネル「Ｃｈａｎｎｅｌ－ａ」の番組『風の便りに聞きましたけど！？』で演芸部記者は「ムン・チェウォンが４月１１日、ある男性を相手取って警察に告訴状を提出した。理由は名誉毀損罪のため」と伝えた。

また、「２０１５年、ある男性が『ムン・チェウォンと付き合っているという僕の主張が間違っていれば、全国民が見る前で軍用シャベルで指を突き刺して必ず折ってやる」という文章を掲載した」として「彼は自身がムン・チェウォンの彼氏だと主張していた」と話した。

「これに対し、ネットユーザーがストーカーだと非難したところ、この男性は『人をなぜ精神病者ストーカー扱いするのか？ムン・チェウォンの所属事務所に電話をかけて確認してみろ』と悪口をしながら問い詰めたこともある」と付け加えた。

記者は「さらに『ムン・チェウォンと性関係をした認証ショットを上げてやろうか？』という発言までした」とし「しかし、動画は存在もせず、公開されることもなかった」と話して出演者らを驚かせた。記者は「この男性の主張は信頼できない。客観的な証拠もなく、男性の文章も個人的な主張であるだけ。最初から一方通行な主張なので信頼性が落ちる」と話した。

また「この人に注目が集まっていたが、自分が堂々とＳＮＳに身元を公開した。１９７２年生まれで、建築家または政治家とした。そして、この男性が２０１４年『夢のある建築家』という本を出版したが、『これはムン・チェウォンのために書いた本』ともいった」と付け加えた。

さらに、この男性は４月２６日、自身のブログに本人が先に１年前にムン・チェウォンを名誉毀損幇助罪で通報し、検察がこの事件を却下させたという通知書を送ったという内容の掲示文を載せた。掲載された文章には該当通知書の写真も公開された。そして男性は「名誉毀損幇助罪は僕が彼氏であることを１００％認めた担当刑事がムン・チェウォンを捕まえるために付けた罪名だ」と主張した。

これに対し、出演者の女優キム・ガヨンは「ムン・チェウォンの反応はどうだったか」と尋ねると、演芸部記者は「実際、反応をしなかった理由はそもそも色々な文章を少しだけ読んでみても、あまりにもとんでもないから対応する必要がないと判断したわけだ。ところが、それが一定の水位を越え、持続的に繰り返されているため『虚偽事実を流布して強力な対応を取る』と明らかにした」と答えた。