中国で組立のサムスンSDIバッテリー分離膜に欠陥か(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.02 08:42
しかし製品発売初期に同時多発的にバッテリー爆発事故が報告されたのは異例というのが、業界の説明だ。バッテリー全量リコール措置が避けられないという見方が出ている理由でもある。移動通信業界の関係者は「バッテリーが膨張する現象や発熱とは違い、爆発は消費者の安全を深刻に脅かす」とし「不安感を解消するためにもリコール措置が必要だろう」と話した。ノート7はバッテリーの取り外しが不可能であり、回収または訪問を通じてバッテリーを交換する可能性がある。移動通信業界は今まで韓国国内だけで40万台のノート7が開通したと推算している。
今回の事態はサムスン電子とサムスンSDIに少なからず打撃を与える見込みだ。まず消費者が不安を感じている。1日、移動通信社の代理店には予約取り消しと交換の問い合わせが相次いだ。ソウル清涼里洞のSKテレコム代理店の関係者は「昨日午前までは『予約したノート7はまだか』という消費者の催促の電話が絶えなかったが、今日は『予約取り消しは可能か』という問い合わせが続いている」と伝えた。