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【コラム】コメ・原材料借款1兆ウォン、返すつもりない北朝鮮(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.25 10:53
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北朝鮮はなぜ約束を守らないのだろうか。200万~300万人が餓死したという「苦難の行軍」時とは違い、食料事情が良くなったというのが世界食糧計画(WFP)の評価なのだが。馬息嶺(マシクリョン)スキー場や特権層用の高層アパート建設に資金を注ぎ込むのを見ると、年間500万ドルほどの借款償還は難しくないように思われる。

債務不履行を北朝鮮の論理で解いてみれば、ぼんやりと答えが見えてくるようだ。多分、北朝鮮は「米帝国主義との抗戦のために南朝鮮から軍用米を調達した」と感じているように思える。虚偽・誇張論争があるが、北朝鮮が宣伝する金日成(キム・イルソン)の抗日パルチザン時期の食糧徴発や略奪と同じだという話だ。

 
先月23日、平壌(ピョンヤン)で開かれたパルチザンの呉白龍(オ・ペクリョン)生誕100周年行事では「1940年、司令部の800俵余りの食糧用意の命令を捨て身の工作戦闘で解決した」という称賛があふれた。北朝鮮国防委が「北核は民族共同の宝剣」としながら核保有で韓半島(朝鮮半島)を守っており有り難く思うべきだと対南宣伝をするのも同じ脈絡だ。

こうした北朝鮮をそのまま今後も見守らなければいけないのだろうか。残念ながら「北朝鮮が必ず返すもの」と豪語した韓国の高位当局者はもうその職にはいない。国民の血税を使い込んだ責任を問う方法がない。対北朝鮮の借款を渡した人たちが出て、金正恩第1書記に「お父さんが借りたコメだが、後継権力者として返すべき義務がある」と促してくれたら良いが、期待するのも難しいようだ。このままいけば食料借款7億2000万ドルや軽工業原材料、鉄道・道路工事機材など計9億4800万ドル(約1兆540億ウォン)の国民の血税がそっくり取られてしまう。

今からでも政府が北朝鮮の金脈を几帳面に確認して回収に乗り出せばと思う。開城(ケソン)工業団地の労働者の賃金から北朝鮮当局が持っていく年間8000万ドルもそのうちの1つだ。月150ドルの賃金のうち実際に北朝鮮労働者に与えるのはきわめて一部だという点で、韓国政府が北朝鮮を圧迫する名分は充分だ。

北朝鮮住民を助ける対北朝鮮支援に力を付けるには、平壌当局が信頼を見せるべきだ。韓国政府の当局者が、血税の一銭でも軽く使わないという意志を見せなければならないのはもちろんだ。

イ・ヨンジョン外交安保チーム長


【コラム】コメ・原材料借款1兆ウォン、返すつもりない北朝鮮(1)

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