超新星分析したネイチャーの論文…答を与えたのは500年前の朝鮮王朝実録(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.01 13:11
昨年4月に開設された古天文研究センターは過去の天文機器を復元し、歴史的観測記録を収集・分析し、こうした資料が現代天文現象に活用できるように情報化するなどの研究をしている。5月に天文研究院は「古典の中の天文と気象記録から太陽活動と気候変動を知る」という題名の発表資料を通じて古天文研究センターの研究活動を知らせた。ヤン・ホンジン博士率いる研究陣が高麗史と朝鮮王朝実録から黒点に関する55カ所の記録を見つけ、太陽の活動周期を研究した報告書だ。この研究を通じて現在までよく知られた太陽活動の周期である11年と60年のほかに240年の長周期があるということが確認された。また、こうした太陽の長周期活動が過去の気候変動と密接な関連性を持っていることを証明した。
◇天文研究所古天文研究センターが研究を主導