中国で組立のサムスンSDIバッテリー分離膜に欠陥か(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.02 08:42
サムスン電子のギャラクシーノート7のバッテリーが爆発したという主張はこれまで6件ある。特に先月31日(現地時間)に米国の消費者がユーチューブに「ノート7が火事になった」と題した動画を載せ、海外事例が追加された。このネットユーザーは「正規商品の充電器を使ったが、バッテリーが爆発した」と主張した。
6件の写真と動画では、すべて製品の左側面、リチウムイオンバッテリー搭載部位がひどく焼けている。専門家らが爆発の原因としてバッテリーに注目する理由だ。問題のバッテリーはサムスンのバッテリー製造系列会社サムスンSDIの製品で、中国協力会社の組み立てを経て最終納品された。リチウムイオンバッテリーは大きくバッテリー本体の「バッテリーセル」とその包装材「バッテリーパック」に分けることができる。
二次電池業界の関係者は「サムスンSDIがセルを作り、これを中国に送り、パックに入れて組み立てた後、また持ってくる」と説明した。