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【社説】構造調整の失敗が招いたSTX造船の法定管理=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.26 10:03
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かつては世界4大台造船会社だったSTX造船海洋が法定管理を受けることになった。きのう国策銀行で構成された債権団実務会議で「さらに多くの資金支援は底の抜けた甕に水を注ぐこと」という結論を下した。任鍾竜(イム・ジョンリョン)金融委員長も「さまざまな波紋を考慮した決定」とし事実上既定事実と釘を刺した。

STX造船は2008年の金融危機後に世界の船舶発注が急減した状況で無理な低価格受注を続け経営悪化に陥った。2013年4月に自律協約に入った後、産業銀行と輸出入銀行が投入した資金は4兆5000億ウォン(約4189億円)に達する。だが毎年数千億ウォンから1兆5000億ウォンに達する損失を出し、完全自己資本割れから抜け出せなかった。構造調整失敗で国策銀行が負った損失はすべて国民の負担として返ってくることになった。

 
韓国政府はSTX造船の構造調整で2つの失敗を犯した。まず不良の根本原因が「世界的供給過剰」という点を無視した。STX造船の経営悪化を個別企業ではなく造船産業全体の危機の兆候と受け止めて対策をまとめなければならなかった。だが「ひとまず延命して持ち堪えよう」として個別企業支援で弥縫しようとした。債権団の管理もめちゃくちゃだった。スリム化して収益性を高めるどころか低価格受注を乱発し、そうでなくても厳しい業況をさらに厳しくさせた。韓国政府と債権団は互いに「そちらで処理せよ」として責任を転嫁した。こうして国民の負担を最小化し産業競争力を高めるという構造調整の本来の趣旨は跡形もなく消えた。

こうした失敗が繰り返されてはならない。現在進行中の造船・海運構造調整に対しさまざまな指摘が出ている。大統領をはじめとする汎政府的な意志が弱く、責任と権限をともに握ったコントロールタワーも目につかない。産業に対する大きなビジョンなく個別企業の構造調整にだけ重点を置く雰囲気もみられる。韓国政府と韓国銀行は財源調達をめぐりうんざりするような駆け引きをしている。いくつかの企業に血税を投じて延命させる「形だけの構造調整」という悲観論まで首をもたげる。このように時を失してSTX造船のように造船・海運産業全体が一気に倒れればだれが責任を負うつもりなのか。



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